第1回日本グランプリ自動車レース大会
1963年(昭和38年)5月3日と4日に、三重県の鈴鹿サーキットにて開催された
舗装されたレース専用コース(サーキット)での、日本初の本格的な4輪自動車レースとなった
排気量などで10クラスに分けて行われた
出場者は計148人
招待選手以外は、カーマニアのアマチュアであった
自動車メーカーは「日本グランプリには積極的に関与しない」との紳士協定を結んだが、車を改造したり、才能あふれるドライバーを乗せたメーカーもあった
優勝した車種は宣伝効果もあり、急速に販売成績を伸ばした
真面目に紳士協定を守ったメーカーは、翌年のグランプリでは雪辱を果たすべく必勝体制で挑むこととなる