グライダー
ここではグライダーといっても人が乗って飛ぶものではなく子供の頃に飛ばして遊んだ紙飛行機の親玉、製品版のことです。
これは、最近売っていた物で、どのように進化しているのか買ってみたものですがなんと、重りの所にプロペラが付いていて飛ばすと回るのでした。
昭和40年代に私が初めて買ったときは、オール紙製で重りが鉛でした。
一機5円
紙であるが故に、遊んでいるうちに主翼が胴体のところで折れてしまい、あわれ飛行機がミサイルに変身とあいなりました。
とくに風の強い日に向かい風に向かって思い切り投げると一瞬にしてミサイルに変貌したものでした。
しかし、紙であるが故に胴体、主翼、尾翼共に微妙に反りを入れて飛距離をかせいだり、宙返りが出来るようにしたり、左右にカーブさせたりと色々と工夫できて、今思えばそれは素晴らしい勉強の素材であった訳でした。
やはり子供のおもちゃは、少し工夫が出来て頭を進化させられるものがいいですね。
たいていは1日遊んで、無事にうちにもって帰れる確率は非常に少なく上記のように折れるか、どこかにぶつかって重りがとれるか、うまく飛距離をかせげたときに、やった~!と喜んだのも、つかの間の幸せ、どこかに消えてしまうか、屋根にのってしまうか、木に引っかかるかという感じで壊れるか、無くなるかのどちらかでした。
ま、もって帰れて、次に遊ぶとすでにもうへたっているので、あっ!というまに壊れてしまうので、
やはり寿命は1日というものだったのでありました