月別アーカイブ: 2013年9月

ミニライト

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ミニライト

昭和40年代のミニライト

ナショナル(National)製

乾電池は単5電池を使う

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サイズは5.5×3.5×1.8cm

最近のミニライトはボタン電池使用で、かなりコンパクトだが、当時はこれでも小型だった

これを購入した頃は、何故かミニサイズの物に惹かれ「超小型ICラジオ」も持っていた

少年雑誌の裏表紙の通販広告は、子供心をくすぐる品がたくさんある

ICラジオは、小学生には高額だったが、やっとの思いで購入した

しかし現物を見てビックリ

スピーカーから鳴るものと思っていたが、イヤホン専用だった

イヤホンを差し込むとスイッチが入る仕組み

がっかりしたものだ

残念ながら「超小型ICラジオ」は、当時処分したので今は無い

少年向け通販広告に掲載されている商品は、どれもこれも欲しくなる

しかし手に入れるとガッカリの品がほとんどだ

開けてびっくり玉手箱

開けてびっくり玉手箱(あけてびっくりたまてばこ)

何かを開いて驚いた時に使う言葉

何かの結果が判明して驚いたときにも使った

おっとびっくり玉手箱という言い方もあった

これも驚きを表す表現だ

どちらも、おとぎ話の浦島太郎から来た言葉

今は使う人いないね~

半分埋まったタイヤ

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半分埋まったタイヤ(はんぶんうまったたいや)

小学校の校庭や公園の遊具で人気があった「半分埋まったタイヤ」

昭和40年代、通っていた小学校の校庭に突如として「半分埋まったタイヤ」が現る

それ以前からあったのでしょうが、正式な呼び名や初登場の時期は不明です

馬跳び(うまとび)などで遊んだものだ

大きい子はタイヤの上を飛び回って遊んでいた

耐久性があり、長い間そのままでも平気だ

普通は乗用車のタイヤが使われているが、トラックやバスのタイヤを使ったビッグサイズや軽自動車タイヤの小型版もあった

この頃は廃タイヤを使った遊具が多かったな

最近は既製の遊具が豊富で、廃材を利用したものはあまり見かけない

しかし、あえて「エコ」を強調した廃材利用は見かけます

随分減ったが、まだ現役活躍中の「半分埋まったタイヤ」もあるよ

マルビ

1984年に出版されたの渡辺和博「金魂巻」で使われた言葉

マルビ(まるび)=貧乏
反対に
マル金(まるきん)=金持ち
である

第一回の流行語大賞を受賞している

にこちゃん

ニコちゃん(にこちゃん)

前出の「ロンパールーム」のキャラクター人形

こまったちゃん(悪い子)と違い、その名の通り「にこちゃん」は(良い子)です

洋服に「にこちゃん」と書かれている

こまったちゃん

困ったちゃん(こまったちゃん)

昭和38年から昭和54年まで日本テレビ系列で放送されていた、子供向けテレビ番組「ロンパールーム」で使われていた

「ロンパールーム」といえば「うつみみどり」が先生役で出演していたことは有名だ

人形の「こまったちゃん」で、言うことを聞かない悪い子を表現した

後に他人に迷惑を掛けたり、困らせる人を「こまったちゃん」と呼んだものである

カミナリ族

昭和30年代から40年代頃、オートバイで公道を高速走行することを集団

マフラーに改造を施して轟音を出しながら、集団で疾走することから「カミナリ族」と呼ばれた

昭和40年代後半から四輪車が増え、迷惑行為も多様化して、暴走族へと変化していった

アベック

一組の男女を意味する言葉として使われた

フランス語のavec「と一緒に」の意味で、和製フランス語と言える

主に恋人同士の男女を指したが、たとえばプロ野球「読売巨人軍」のスター選手「王 貞治」「長嶋 茂雄」が同じ試合でホームランを打つと「アベック・ホームラン」という使われ方もあった

今は「カップル」が一般的だ